腱板損傷(けんばんそんしょう)
腱板とは肩甲骨の周りに付着する筋肉の総称で、主に肩の使い過ぎにより痛みが起こる症状です。
特に「棘上筋」と呼ばれる方を横にあげる筋肉での損傷が多く、肩甲骨の肩峰と呼ばれる部分と挟み込まれることにより方の外側に痛みが発生します。
主な症状は運動時の痛みと夜間痛で、痛みで睡眠が取れないことも少なくありません。
動かすと痛みはありますが多くの人は肩を上げることができます。
30代以上の働き盛りの男性に多く、利き腕である右肩に多いと言われています。
夜間痛もあり五十肩と症状が似ていますが腱板損傷は肩の拘縮、すなわち関節の動きが悪くなることが少ないです。
また五十肩と比べ痛めた原因がはっきりしていることが多いのも特徴です。
このような症状がみられたら相談ください
・肩の外側が痛い
・肩を横に挙げる動きがつらい
・痛みはあるが肩を上げることができる
・痛めた原因がはっきりしている
・夜、痛みで目が覚める
治療法
・体外衝撃波
・物理療法