こんにちは!スタッフの阿部です。 日頃から部活動やクラブチームでスポーツに励むお子さま、そしてそれを支える保護者の皆さま、いつもお疲れ様です。
最近、お子さまが「膝のお皿の下が痛い」「腫れている気がする」と口にしていませんか? それは成長期特有のスポーツ障害、「オスグッド・シュラッター病」かもしれません。
今回は、なぜこの痛みが起こるのか、そして当院ではどのように改善を目指していくのかを詳しくお伝えします。
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1. オスグッド・シュラッター病ってなに?
オスグッド・シュラッター病(以下オスグッド病と呼びます。)は、成長期の骨がまだ柔らかい時期に起こる「骨端症(成長痛)」の一種です。 ジャンプやダッシュ、キックといった動作を繰り返すことで、膝の骨(脛骨粗面)が筋肉に引っ張られ、炎症や痛み、腫れが生じます。
2. なぜ成長期に多い?3つの理由
オスグッド病は、単なる「使いすぎ」だけではありません。以下の3つの要素が重なった時に発症しやすくなります。
- 急な身長の伸び:男子12〜14歳、女子10〜12歳頃の、骨が一気に伸びる時期は特に注意が必要です。
- 筋肉の硬さ:骨の成長に筋肉や腱の柔軟性が追いつかず、太ももの前の筋肉がパンパンに張ってしまいます。
- 繰り返される運動:硬くなった筋肉が、まだ未発達で柔らかい膝の骨を強く引っ張り続けることで炎症が起こります。
さらに、練習過多や休養不足が重なると、症状はどんどん進行してしまいます。
3. 当院の「運動を続けながら治す」オスグッド治療
当院では、単に「安静にしてください」と言うだけではなく、「納得・満足・治る」をモットーに、早期復帰を目指したアプローチを行います。
- エコー検査で「見える化」: レントゲンでは分かりにくい骨や軟部組織の状態をリアルタイムで確認します。放射線の心配もなく、回復の目安をしっかり把握できます。
- 筋肉の緊張・炎症へのアプローチ: 鍼灸治療や超音波治療器などを用い、痛みの原因である筋肉の張りを効率よく緩和します。
- オーダーメイドの治療計画とセルフケア: 大会の予定などを考慮し、練習量の調整や、自宅でできるストレッチを指導します。
- 足元からの根本改善(医療用インソール) 当院では、治療の一環として療用矯正インソール「フォームソティックス・メディカル」の処方も行っています。膝への負担を減らすため、土台である「足の形」から整えることが再発予防に非常に効果的です。
4. 保護者の方へ:早めの対応がお子さまの将来を守ります
オスグッド病は、放置して「末期」(発症から3か月以降)と呼ばれる症状になると、骨が変形したまま固まってしまう「遺残性オスグッド病」となり、将来的に手術が必要になるケースもあります。
「少し痛いだけだから」「そのうち治るだろう」と我慢させず、痛みが続く場合は早めに専門家へご相談ください。
初期・進行期のうちに適切に対応すれば、決して治るのが難しいケガではありません。お子さまの身体からのサインを逃さず、一緒に大好きなスポーツを続けられる環境を作っていきましょう!


