お子様の捻挫、放置していませんか?
「スポーツ中に足をひねったけれど、歩けるから大丈夫」「少し腫れているけれど、数日休めば治るだろう」と、お子様の捻挫を軽く考えて放置していませんか? 実は、子どもの足首のケガは、大人の捻挫とは大きく異なります。成長期の子どもの骨はまだ柔らかく、靭帯よりも骨の方が弱いという特徴があります。そのため、大人が「単なる捻挫」で済むような衝撃でも、子どもの場合は骨折を伴っているケースが非常に多いのです。お子様が「足首が痛い」と訴えたら、早期に専門的なチェックを受けることが大切です。
足首の靭帯構造と捻挫
足首の外側には、関節を支える「前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)」などの靭帯が張り巡らされています。 子どもの捻挫の多くは、足首を内側に強くひねる「内がえし捻挫」によって起こります。
- ・主な症状: 外くるぶしの周辺の腫れ、押した時の痛み、皮下出血など。
- ・受傷のきっかけ: サッカーやバスケットボールなどのスポーツ中だけでなく、日常生活で段差を踏み外したり、ジャンプの着地で人の足に乗ってしまったりすることで発生します。
たかが捻挫と放置していると危険です
「たかが捻挫」と甘く見て放置することには、大きなリスクが隠れています。
- 骨折を見逃すリスク: 子どもの場合、靭帯が骨を引っ張って剥がしてしまう「裂離骨折(れつりこっせつ)」が起こり得ます。これはレントゲンだけでは見逃されることもあり、適切に固定しなければ骨がくっつかない(偽関節)原因となります。
- 将来的なリスク: 痛みが引いたからと不十分な状態で競技に戻ると、捻挫を繰り返す「慢性足関節不安定症(CAI)」に移行する恐れがあります。
- 関節の変形: 足首のグラつきを放置すると、将来的に若くして「変形性足関節症」を引き起こし、一生続く痛みや歩行困難につながる可能性も指摘されています。
運動療法で再発防止
競技への早期復帰と再発防止には、安静にするだけでなく「運動療法」が不可欠であることが論文でも示されています。 中学生サッカー選手を対象とした研究では、捻挫の経験がある生徒は、足首を外側に返す筋力や膝を伸ばす筋力が低下していることが明らかになっています。この筋力低下は、足首の不安定性を増大させ、再発のリスクを抱えたままプレーすることにつながります。 当院では、低下した筋力を取り戻し、バランス能力を向上させるためのリハビリテーションを重視しています。
症状を根本的に解決するやなはら針灸整骨院の治療アプローチ
当院では、最新の設備とスポーツ現場の知見を活かし、一人ひとりに合わせた最適な治療を行います。
- ・正確なエコー検査: 超音波画像診断装置(エコー)を用いて、レントゲンでは映りにくい微細な骨折や靭帯の損傷度合いを正確に把握します。
- ・物理療法で修復を促進: 超音波治療機や電気治療を組み合わせ、患部の炎症を素早く抑え、組織の修復を促します。
- ・運動療法による再負傷の予防: 靭帯の損傷や足首の固定などにより、足のバランス感覚を担うセンサーが鈍くなってしまいます。復帰してからの再負傷を防ぐため、早期からバランストレーニングを処方しスムーズな競技復帰を目指します。
- ・復帰までの治療計画: 大会や試合の日程に合わせ、練習量や強度の調整をアドバイスします。監督やコーチには言いにくい不安も、ぜひご相談ください。
保護者の方へ|お子様の捻挫は早めの受診を
お子様が足首をひねった後、「なんとなく違和感がある」「走ると痛い」とこぼしているなら、それは身体からのSOSかもしれません。 子どものケガを正しく治すことは、その後の長いスポーツ人生や健康な生活を守ることと同義です。当院は、お子様が安心して大好きなスポーツや日常生活を全力で楽しめるよう、全力でサポートいたします。少しでも不安を感じたら、迷わず当院へご相談ください。


